アルミ 溶接サービス
アルミ溶接のポイント
①板厚をそろえて溶接を行う
板厚が異なる部材を接合する場合、溶融速度の違いから歪みが大きくなり、溶接不良を起こす可能性があります。特に、アルミは溶けやすい為、板厚には注意が必要です。一般的には板厚1㎜まで対応可能ですが、板厚によって、最適な溶接方法を選択することが重要です。
②溶接痕が目立たないような溶接方法を施す
アルミはステンレスや鉄と異なり、溶接後の外観保護が難しく、またアルマイト処理をしても溶接痕が目立ちやすいという点があります。外観を重視する場合、設計段階で内側からの溶接や端面のみの溶接など、溶接方法や箇所を工夫することが対策として必要です。これにより、溶接痕が目立たず、美しい仕上がりとなります。
③強度を確保して溶接をする
アルミはステンレスや鉄に比べ強度が低いため、溶接部の強度確保には、肉盛り溶接(半自動またはTIG+溶接棒)が有効です。ただし、薄板では母材の歪みに注意が必要となります。その他の対策としては、設計時にアルミあらかじめ板厚を厚くしたり、曲げを要所に入れて強度補強するよう指示をすることで強度の補強を行うことができます。
アルミの精密板金の事例をご紹介
精密板金ひらめき.comを運営するCRESTPRECISIONでは、これまで様々なアルミの精密板金加工を手掛けてきました。 下記にてその一例をご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。写真をクリックして頂くと詳細が表示されます。
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人工衛星配電用BOX(精密板金)
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アルミケース(精密板金)
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アルミパイプ(精密板金)
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アルミ溶接フレーム(精密板金)
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アルミレーザー溶接加工品(精密板金)
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アルミ薄板筐体(精密板金)
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アルミ筐体(精密板金)
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ケーブル固定用ブラケット
精密板金ひらめき.comのアルミ 溶接サービスが選ばれる理由
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理由1
歪みを最小限に抑える技術力
アルミは軽量で優れた特性を持つ一方、溶接時の熱による歪みが課題となります。CREST PRECISIONでは、長年の経験と技術に基づき、このアルミの歪みを最小限に抑えた溶接が可能です。
ブランク工程と溶接工程にファイバーレーザーを導入することで、加工工程における歪みを抑制します。さらに、熱などの要因で歪んでしまう場合でも、構造面からの見直しや設計提案を通じて、アルミ溶接における歪みレスの精密板金加工を実現します。アルミを使った板金製品の歪みにお困りの際は、ぜひご相談ください。
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理由2
多様なニーズに対応する熟練の技
アルミ溶接、特に薄板の溶接には、高度な技術と丁寧な作業が不可欠です。CREST PRECISIONは、長年培ってきた熟練の職人による高い技術力を強みとしています 。仕上がりと品質に差が出やすい溶接工程において、多様な溶接技術を駆使し、製品に最適な溶接方法をご提案いたします。複雑な形状や難しい溶接のご要望にもお応えしますので、高品質なアルミ溶接製品や短納期のご要望などアルミの溶接・板金加工でお困りの際はぜひご相談ください。
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理由3
幅広いアルミ材と板厚への対応力
CREST PRECISIONでは、様々な種類のアルミ材に対応した溶接サービスを提供しています。A1070、A1050、A5052といった一般的なアルミ合金はもちろん、その他特殊なアルミ材についてもご対応可能です。また、金型を使用しないダイレスフォーミングにおいても、0.1mmから3.0mmの板厚のアルミ材に対応可能です。(標準対応以外は要相談)多様な材質と板厚に対応できる技術と設備により、お客様の幅広いニーズにお応えいたします。アルミ材の選定から加工方法まで、最適なソリューションをご提案いたします。