アルミレーザー溶接加工品(精密板金)
項目 | 詳細 | |
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業界 | - | |
名称 | アルミレーザー溶接加工品 | |
用途 | サンプル | |
材質 | A5052 | |
板厚 | t = 1.0mm | |
製品サイズ | 140mm x 140mm x 60mm | |
精度 | - | |
製作ロット | 1個 | |
製作期間 | ||
加工技術 | ファイバーレーザー溶接 | |
特記事項 | 歪みのない綺麗な溶接を実現します。 | |
こちらの精密板金部品のアルミレーザー溶接加工品は、精密板金ひらめき.comを運営するCrestPrecisionのファイバーレーザー溶接技術と仕上げ技術を皆様に知って頂くために設計・製作したサンプルです。まず八角形の形状を製作するために、当社ではCAD・CAMを用いて設計を行い、ファイバーレーザー加工機によるブランク加工を行った後、各部品をプレスブレーキで曲げ加工を行い、最終的にファイバーレーザー溶接機で溶接・組立を行いました。 当社は上記のような一貫加工を通常業務で行っていますが、実は、溶接を伴うアルミ板金加工はハードルが高いものです。そのハードルとは大きく二つあり、まず一つ目はブランク加工です。多くの板金加工メーカーが持っているレーザー加工機はCO2レーザー加工機ですが、これは高反射材であるアルミの切断は得意ではなく、ファイバーレーザー加工機が必須とされています。その点、当社はファイバーレーザー切断機を保有しスムーズにブランク加工を行うことが可能です。そして2つ目は、言わずもがな、溶接です。特に今回のような1.0mm厚のアルミニウ板を歪みなく溶接するとなると、レーザー溶接機、その中でもファイバーレーザー溶接機が必要になりますが、これを保有し、かつ使いこなす板金加工メーカーもまだまだ少ないのが現状です。このように単純な構造・形状でも、溶接を伴うアルミ板金はどこでも加工できる訳ではないのです。 さらに今回は、レーザー加工を行った後に溶接部を仕上げております。TIG溶接を含め溶接部分の仕上げについては、精密板金ひらめき.comでお客様から高い評価を得ています。 |